こんな事ってあるんだなぁ2012-04-04(Wed)


GX100

今回は長いです

ライカのレンズは一つの銘柄でも造られた時期やマイナーチェンジ、モデルチェンジによって「第一世代・第二世代」とか「前期型・後期型」など様々なバリエーションがあります(この中でもさらに、ブラック仕様、シルバークーロムなどのカラーによっても人気が違ったりします)。

さて、僕は数あるライカレンズの中でも「ズミクロン」と言うレンズのファンなんですけど、前にも書いた通り、M3がブラック・ビューティーとして帰って来てからブラック仕様のズミクロン50mmF2を探していましたが、早々と発見し、購入してきました。

僕はズミクロン50mmF2に関しては「シルバーの第一世代」と「ブラックの第二世代」を所有していますが、これがそれぞれ一長一短で…。
「シルバーの第一世代」は以前のようにシルバークロームのM3だったらデザイン的に大好きでした。
これの決定的な欠点は撮影最短距離が1mで、イマイチ寄れないというところでした(所有のズミクロンはDRでしたからアタッチメントをつければ50cmまで寄れたけど、微妙にフラストレーションが…)。
しかし造りの質感は工芸品的な美しさがあり、触れてるだけで心地良い感触がありました。

「ブラックの第二世代」は以前の愛機M6には素晴らしくデザインが合っていました。
あのままM6を使うつもりならメインレンズとして活躍するはずでした。
しかし…なぜかM3には質感が合わないのです。
はっきり言えば工芸品的な要素はほとんどありません。
ただ、最短撮影距離が70cmまで寄れるのはかなりポイントが高い(この30cmが大きいんです)。
写りも個人的にはこちらの方が好きです。

で、その第一世代と第二世代のそれぞれの良いトコ取りのズミクロンなんてないかなぁ…なんて思っていたら、本当に望んだ通りのレンズがあっちゃったんです。

シリアルナンバーとデザインからすれば、これは明らかに「第一世代ズミクロン」のようです。
でも、通常流通しているタイプとはデザインがどこか違うのです。
一言で言うと通常のタイプより先端の造りが第二世代のようにスマートで小振りでバランスが良いのです。
質感は第一世代の工芸品的な美しさそのものは兼ね備えています。
そして何と、第二世代のように70cmまで寄れるのです。
これはかなりポイントが高い
ズミクロンはたくさん見てきたけど、こんなタイプがあったとは知りませんでした。

はじめは第二世代の試作品とか改造品かと思いましたが、幸いお店には同タイプの品がもう一つあったので見せてもらったらやはり同じでしたので、少なくとも改造品ではないようです。
そして更に値段が異様に安い(元々第一世代ブラック仕様は希少ゆえに法外に高い)。
もう一つの品が30万円台だったのに比べ、こちらは半値以下。
お店の人に理由を聞いても「委託品なんで、売主さんに何らかの事情があるとしか思えないですね」との事。
ちょっと迷いましたけど、これも縁だと思い、購入を決めました。

万が一不良品だったら、とお店を出てスグにフィルムを詰めて試し撮り…結果は
写りはニュアンス的に言えば、第一世代と第二世代の中間ぐらいのトーンでかなり気に入りました。

が、しかし…問題が一つ。
M3の距離計は1mまでしか連動しないと言う事実(つまりそこから先30cmは目測)。
考えた挙句、直感に従ってM3を修理・リペイントしてくれたお店に電話で聞いたら、あっさり「最短距離70cmに改造出来ますよ」との事…しかも無料で(もちろん即Go!)。

こうして新生M3のシステムは満足度120%で完成しました。
ここまで理想通りのレンズがあるなんて思わなかったし、それをこんなに安く買えたのも信じられない(所有レンズのいくつかは下取りに出しましたけど)。
M3を修理・改造・リペイントしてくれた「ルミエール」さんには心から感謝です(そのスジでは有名です)。

今回はレンズを探す段階から現実創造のワザをいくつか使いましたが、ここまで理想通りになるとは…。
さて、これからガンガン撮っていこうっと。

Comments(2) | RICOH GX100

Comment

写真楽しみにしてます!^^v

2012-04-05 15:06 | URL | H.O [ 編集]

Re: タイトルなし

格好だけと言われないように精進します(あれ?これ以前も言いましたよねi-229

2012-04-06 01:54 | URL | Mizzy [ 編集]

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