寫眞機2014-12-08(Mon)


MOUNT A12 + Super-Multi-Coated TAKUMAR 50/F1.4

秋口くらいから再び中判フィルム(120フィルム)のKOWA SIXで写真を撮っていて、やっぱり中判は写りが違うなぁ…と感じた。
フィルム面積の大きさが違うから当たり前なのかも知れないけど、35mm判とは情報量が違う。
そんな中判写真をもっと気軽に撮りたくて(KOWAはとにかく重いので…)色々物色していたら“蛇腹カメラ”に行き着いた。

ワタシ的には中判の6×6はすでにKOWAとRolleiでフォロー出来ているので、今回はあえて6×4.5のフォーマットを選択した。
6×4.5と言うフォーマットは120フィルムを使った場合、全部で16枚撮れる。
6✕6の12枚はともかくとしても、35mm判の24枚撮り、36枚撮りは撮り終えるまでちょっとストレスがあるので、この16枚と言う枚数はワタシにとってはちょうど良い数だ。

すでにアップして以前にも書いたけど、最初に手に入れた蛇腹カメラ「Konica パールⅢ型」は本当によく写るカメラだった。
戦後すぐの日本のカメラの中でも、これについているヘキサーと言うレンズはその完成度において群を抜いていたそうだ。
しかしこのパールⅢは外観上、おそらく時間経過と共に容認し難くなるであろう欠陥があったので、(試写結果が上がってくるのも待たずに)やむを得ず返品した。

次に手に入れたのは名門カール・ツァイスの「スーパー セミ イコンタ」だった。
これはもう一目惚れだった。
なのに試写の結果は、すべてピント狂い…。
追い打ちをかけるように、一緒に上がってきた返品したパールの試写結果が素晴しければ素晴らしい分、とにかく落ち込んだ。

さて、その後紆余曲折あって、結局今は「パールⅡ型」に落ち着いた。
もう一度Ⅲ型にしなかった理由は、Ⅲ型やⅣ型はフィルム送り機能に修理不可能な故障が出る可能性があるとの事で、それは撮ってみなければ分からないらしい。
機能的に確かなものを希望していたので今回はあえてⅡ型にした。

これがワタシのところへやってくる経過にもちょっと不思議な事があったのだが、先日少しだけ書いた人との交流の喜びはこのパールⅡがやってくる経緯での話だ。

パールⅡはすでに試写も終え、最初に使ったⅢ型に勝るとも劣らぬ描写であることは確認した(レンズは同じ)。
“気楽に中判で撮る”と言う目的は大いに達成出来ている。

イコンタも修理可能と言う返答をもらい、今週末には退院予定。
こちらは多分モノクロ専用となるだろう。
2台とも折り畳めば本当にコンパクトになるので、2台持ちも苦にならないだろう。

カメラをはじめた頃はいわゆる“蛇腹カメラ”などにはまったく興味なかった。
それがこうして愛機となるとは…。
何だか、とうとう行き着くとこまで来たと言う気分でもある。

しかし、蛇腹カメラは「寫眞機」だなぁ。

Comments(2) | RICOH GXR

Comment

「寫眞機」の音の響きも文字として見ても ホントにピッタリ(^o^)
蛇腹寫眞機は眺めてるだけで嬉しく、撮るときに振り回され感はありますが それでも面白くて♪
上がってきた写真にまた魅了され^^
大好きです☆彡
ちょうど スーパー イコンタを物色していたんですよね…(^_^;)

2014-12-08 18:36 | URL | uokao [ 編集]

Re: タイトルなし

uokao、

うん、眺めたり、意味もなくシャッターを切ったり、自分で出来る範囲でメンテしてるよ。
なんか…、この頼りない感じが愛おしいね〜。
なのに写りが素晴らしいなんて。

スーパーイコンタ(6×9)は途中で候補に上がっていたよ。
105mm/F4.5のテッサーは最強の写りだとか…。
う〜ん、まだ心が揺れるなぁ。

2014-12-09 00:34 | URL | Mizzy [ 編集]

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